新機能を搭載した最上位機種にふさわしい「新しく、普遍的、印象的なフォルム」を実現するために、クライアントと検討を重ねました。心豊かな生活のための製品としての永続性を目指しました。お米やごはんは、日本の精神性の象徴です。日本で受け継がれてきた その「尊さ」、「大切に思い、扱う気持ち」、そしてそれに「ふさわしいかたち」について深く考えました。

ワークの中で生まれた方向性のひとつが、茶道具や文箱などの日本の美しい工芸品に見られる「たおやかな曲面」「造形を生かした質感」でした。仕様や条件の中で、造形コンセプトを最大限に表現する方法を検討しました。

ラインナップされている2つの炊飯容量それぞれに最適な解を見つけました。